2021.06.06
物件調査 豊田市S町 戸建
こんにちは!
愛知県豊田市を中心に、不動産売買仲介事業、不動産買取事業を行っていますエルミオーレ不動産の黒野です。
土地・中古戸建・中古マンション・1棟アパート・1棟マンション etc…。
不動産を購入するには、物件の目利きが大切です。
そこで、当社では実際に売出中の物件をどのように見ているのか、どう評価しているかを公開していきます。
今回は、豊田市S町の物件調査の様子を見ていきたいと思います。
①物件周りの調査
現地についてまず行うことは『物件周りの調査』です。
物件周りの調査のポイントは以下の通りです。
◆境界杭や境界標がちゃんと入っているか
◆隣地との越境物はないか
◆地盤の沈下
◆駐車場の乗り入れ間口は狭すぎないか
◆危険となるものはないか
◆周辺のロケーションは魅力的か
◆外壁のクラックなどはないか
◆前面道路は狭すぎないか
◆電柱が敷地に入っていないか
◆雑草・雑木が生い茂っていないか
◆崖が近くにないか
◆外壁にひび割れがないか
◆基礎にひび割れがないか
◆鉄塔が近くにないか
Googleマップのストリートビューを使えば、ある程度は見ることができますが、数カ月経つと周辺環境も変化する可能性があるので必ず現地を見るようにします。
※現地を見ずに購入するのは大変危険ですので、絶対にやめてください。
コチラの物件の周辺環境で注意すべき点は以下の通りです。
◆敷地に雑草・雑木が生い茂っている
◆敷地内に電柱が入り込んでいる
◆近くに崖がある
◆駐車場乗入れ間口が窮屈で、ギリギリ2台駐車可能
◆外壁に少しのひび割れがある
築年数の割には建物の状態が良く見えますが、外回りの手入れで余分に費用が掛かりそうです。
②建物内の調査
建物内の調査のポイントは以下の通りです。
◆建物の不具合(傾き・腐食など)
◆雨漏り
◆シロアリの被害
◆給排水管の故障
上記のポイントは、建物の安全面に直接影響してくるので必ず確認を行います。
しかし、シロアリ・給排水管の故障は全て目視できるわけではないので、床下点検口がある場合は、懐中電灯を使いながら見える範囲を確認します。
【玄関調査の様子】
玄関では、土間の広さ、立ち上がりの高さに違和感がないかを確認します。
土間が狭いと下駄箱の設置ができなかったり、ご家族が多いと圧迫感を感じたりします。
また、立ち上がりの高さが高すぎると転倒するリスクもあるので、生活のイメージをしながら見ていきます。
コチラの物件は一般的な広さの玄関となっており、大型の下駄箱も備え付けられているので、大きな懸念点はありませんね。
【キッチン調査の様子】
【お風呂調査の様子】
【洗面所調査の様子】
【トイレ調査の様子】
【居室調査の様子】
【おまけ】
超特大のハチの巣が軒天にできあがっていました!
ハチの巣を撤去した後に、害虫被害による腐食が見つかるケースもあるので、こちらも注意が必要です。