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住宅ローン返済にお困りのあたなへ

1.住宅ローン返済にお困りのあなたへ

 

住宅ローンの返済が厳しくなり、不安を感じている方は決して少なくありません。収入の減少や予期せぬ支出の増加など、さまざまな要因によって、毎月の支払いが負担に感じられることもあるでしょう。しかし、住宅ローンの返済が滞ると、最終的には大切な自宅を失うリスクもあります。ここでは、住宅ローン返済に困る理由や、滞納した場合の流れ、そして早めに対策を講じる方法について詳しく解説します。

 

2.住宅ローン返済に困る理由

住宅ローン返済が難しくなる理由は、人それぞれ異なりますが、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

 

①収入の減少・失業

住宅ローンの支払い計画は、一般的に安定した収入を前提としています。しかし、勤務先の業績悪化による給与の減少や、突然のリストラ・転職によって収入が減少すると、住宅ローンの支払いが難しくなることがあります。また、フリーランスや自営業の方は、業績の変動により、計画通りの返済ができなくなるケースも少なくありません。

 

②予期せぬ支出の発生

思いがけない出費も、住宅ローン返済を圧迫する要因の一つです。例えば、家族の病気やケガによる医療費、子どもの教育費の増加、親の介護費用など、当初の計画にはなかった支出が発生すると、家計が厳しくなり、住宅ローンの支払いが困難になることがあります。

 

③他の借り入れ

住宅ローン以外にも、クレジットカードのリボ払い、マイカーローン、教育ローンなどの借入れがあると、毎月の支出が増加し、住宅ローンの支払いが厳しくなることがあります。特に、金利の高い借入れが増えてしまうと、利息負担が大きくなり、住宅ローンの返済を圧迫することになります。

 

3.住宅ローン返済を滞ってしまったら...

住宅ローンの返済が滞ると、金融機関からの通知が届き、最終的には競売にかけられる可能性もあります。滞納期間ごとの流れを把握し、早めに対策を講じることが重要です。

 

1~2ヶ月:金融機関からの督促

住宅ローンの支払いが1~2ヶ月遅れると、金融機関から支払いの督促が届きます。この段階ではまだ柔軟な対応が可能で、金融機関に相談することで返済計画の見直しや返済猶予の交渉ができる場合があります。早めに相談することで、状況の悪化を防ぐことができます。

 

3~4ヶ月:ブラックリスト入りの可能性

3ヶ月以上の滞納が続くと、信用情報機関に延滞情報が登録され、いわゆる「ブラックリスト」に載る可能性があります。これにより、新たなローンやクレジットカードの契約が難しくなります。また、金融機関からの催告状や督促状が届き、本格的な督促が始まります。

 

4~6ヶ月:期限の利益損失と一括請求

滞納が4~6ヶ月続くと、金融機関は「期限の利益喪失」を通知し、住宅ローンの残債を一括請求することができます。これは、分割払いが認められなくなり、全額返済を求められる状態です。この時点で返済ができない場合、競売の手続きが進行し始めます。

 

6ヶ月以上:競売開始

滞納が6ヶ月以上続くと、金融機関は保証会社に代位弁済を求め、住宅ローンの債権回収を開始します。その後、裁判所を通じて競売の手続きが進められます。競売にかけられると、市場価格よりも安い金額で自宅が売却されるため、最終的に残債が残ることもあります。

 

4.住宅ローン返済に不安を感じたら...

 

住宅ローンの返済に不安を感じたら、早めに専門家へ相談することが重要です。金融機関のローン担当者に相談すれば、リスケジュール(返済期間の延長や返済額の減額)などの対策を提案してもらえる可能性があります。また、弁護士や住宅ローンに詳しい不動産会社に相談することで、任意売却などの選択肢も検討できます。

住宅ローンの返済が苦しくなる前に、まずは冷静に家計を見直し、支出の削減や収入の確保を考えましょう。そして、困ったときは一人で悩まず、適切な機関に相談することが大切です。