2020.11.06
不動産投資で得られる利益は何だろう?
1.インカムゲインとキャピタルゲインを覚えよう!
ここで不動産投資から生じる利益について整理しておきます。
不動産投資から得られる利益は毎月の賃料だけではありません。実はちゃんと目利きをすればボーナスも得られる可能性があります!
不動産投資でいうボーナスというのは、『売却益』のことです。
もちろん高度成長期のような時代とは違い、不動産は買えば値上がりするという時代ではありませんが、ちゃんと目利きをして買えば売却の時に利益が出ます。
しかし、これはあくまでもボーナスだということを忘れないでください。
はじめから売却益を狙って買うのはプロの投資家や不動産屋でもなかなか難しいので、しっかり家賃収入の取れる物件を探すことが基本です!
毎月の家賃収入を『インカムゲイン』
売却時の利益を『キャピタルゲイン』
2.不動産投資の基本はインカムゲインを狙うこと
インカムゲインで毎月余裕のある生活
毎月決まった額の家賃が入ることこそ不動産投資の特徴です。
日本の景気が多少悪くなったとしても、部屋を借りてくれる人がいる限り、安定した収入を得られることができます。
不動産投資は『インカムゲイン』で収入を得ることが基本中の基本です!
そのエリアに賃貸需要があるのか?生活環境は優れているのか?
このような視点で選ぶことが最も重要なことになります。
不動産投資の醍醐味を味わおう!
『入居者が出てしまったら、次の入居者が決まるまでは賃料が入らないのではないか?』
このような意見は、誰もが不動産投資に対して思う恐怖感です。確かにインカムゲインは入居者がいるからこそ入ってくる収入です。空室が続くと非常に心配ですよね...。
でも大丈夫です!
入居者が部屋を解約しても次の入居者がすぐに決まる対策がしっかりとあります!
その対策方法については、別の記事でお伝えするので、ここではインカムゲインの醍醐味を堪能してください。
例えば、お子さんの出産のタイミングで今の職場を退職したとします。
その時、思い切って、独身時代からこつこつ貯めてきた貯金と退職金で、投資用のマンションを購入したとします。
物件は有名大学にも通いやすく、若い人に人気の駅まで徒歩5分の好立地です。
購入価格は700万円でこの辺りの家賃相場は月額7万5,000円入ってきます。
この場合の、毎月の家賃収入は、管理費・修繕積立金である1万円と管理会社へのPMフィー3,750円を引いて、手取りで毎月6万1,250円のお小遣いが入ることになります。
このように、不動産からちょっとしたお小遣いが入ってきたとしたら、自由な時間が増え、生活が豊かになりますよね。
このように、ちょっとリッチな生活を実現させてくれるのが不動産投資の醍醐味です!
利回り計算の方法
『利回り◯%』という言葉をよく耳にします。
不動産投資でいう利回りは、どのように計算するか知っているでしょうか?
不動産投資の利回り計算の方法として、大きく2つあります。
表面利回り(グロス利回り):年間家賃÷不動産価格
実質利回り(ネット利回り):(年間家賃−管理費などの経費)÷不動産価格
表面利回りは、年間の家賃を不動産の価格で割ったものです。一方、実質利回りは、年間家賃から管理費や修繕積立金、固定資産税などの経費を差し引いた収益を不動産価格で割ったものです。
計算は表面利回りの方が簡単なので、購入するときの判断基準として一般的に『利回り◯%』と言われているのは、ほとんどの場合『表面利回り』を表しています。
はじめて不動産投資で選ぶ物件は、まずは『表面利回り12%以上』を狙うことが重要となります。
3.キャピタルゲインで思いがけない大きな収入も夢じゃない!
不動産投資の基本はインカムゲインで家賃収入を得ることですが、良い物件を安く買うことができればキャピタルゲイン、すなわち売却益というボーナスを得ることができます。
キャピタルゲインを狙うには、『いい物件をいかに相場より安く購入できるか』が非常に重要なポイントです。
このように考えると、不動産投資で成功されている大家さんが選ぶ物件というのは、次の2つです。
安定した家賃収入がある
売却益も狙える
インカムゲインとキャピタルゲインの両方を手にした場合、あなたも不動産投資に成功したといえます。
両方狙える物件は理想的な不動産として頭に置きつつ、それでも現実的にはなかなか見つからないので、まずは安定した家賃収入を得られる物件を選んでいくようにしましょう!