2020.11.05
不動産価格決まり方・不動産購入の方法とは?
不動産価格の決まり方・不動産購入の方法
誰が不動産価格を決めるの
不動産投資がリスクとリターンのバランス(ミドルリスク・ミドルリターン)が抜群にすぐれた投資方法であることがわかりました。では、その不動産の価格はどのように決まっているのでしょうか?
意外かもしれませんが、『不動産の価格を決めるのは売主』です。もちろんその前段階として、不動産会社に相談しますが、売主がこの価格なら売りたいと思う値段が不動産の価格になります。
投資用マンションの価格が決まるプロセスを確認しよう
国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピュータ・ネットワークシステムの名称。指定流通機構の会員不動産会社が不動産情報を受け取。たり情報提供を行うシステムで、会員問での情報交換がリアルタイムで行われている。レインズは残念ながら不動産業者以外のー般の人は見られない。
①同じマンション内の違う部屋がどれくらいの価格で売却できたかをレインズ”で調べる
②その部屋がどれくらいの賃料で貸せるか調べる
③マンションの立地や駅からの距離、築年数、駅の人気度なども調べる
ワンルームマンションの場合は特にそうですが、次の4つの条件によって不動産価格は大きく違ってきます。
①そのマンションがどういう立地に建っていて、周辺の環境がどうか
②駅からの距離は何分か?
③築年数はどれくらいか? 新しいのか古いのか?
④駅は急行が止まるのか? 違う路線が乗り入れているか?
売主の決めた不動産価格で売却できるとはかぎらない
ここまでの手順を踏んで、不動産業者の担当者は依頼者のマンションの価格を査定します。ただし、価格がこれで決まるというわけではありません。その査定額を、売主さんが『安すぎる!』といった理由で気に入らないときは断ってくるからです。もしくは複数の不動産業者に頼んで1番高く査定してくれた会社に依頼することもあります。結局最後は売主の判断で売り出し価格が決まることになるのです。ただし、その価格で売れるかどうかは別です。高すぎる価格だといつまで経っても誰も買いたがらず、結局は値段を下げることになってしまうからです
「不動産の価格を決めるのは “売主” ですが、最終的な売却価格は“市場。が決めること」になるのです。
不動産は、どのように購入するのか?
ここまで不動産の事をお話してきましたが、そもそも不動産は誰から、どのようにして購入するのでしょうか?
残念ながらデパートやスーパー、コンビニには不動産は売っていません。実は誰からどのようにして購入するかは、新築物件か中古物件かによって異なります。
新築物件は、どこで見つけてどのように購入するのか?
新築マンションや新築建売住宅の場合は、マンションや建売住宅を建築した売主(デベロッパー)から購入することになります。もしくは、売主の物件を不動産会社が代わりに販売する(代理)こともあります。では、その新築物件の情報はどこから得るのかというと、売主や販売代理会社が新聞の折り込みチラシやテレビCM、ネット広告などで宣伝することが多いので、そういったメディアから見つけます。チラシや広告の問い合わせ先に連絡をして、実際購入することになったら、売主や代理人の会社で契約をするという流れになります。
中古物件は、どこで見つけて誰から買う?
中古のマンションや中古の戸建住宅の場合は、基本的には売主と買主をつなぐ不動産仲介会社から購入することになります。
この場合の買主は、ネット、店舗の張り紙、ちらし、不動産会社からの紹介などで物件を探し、購入することになります。
買主が仲介物件を購入する際は、物件費用とは別に仲介手数料を支払うことになります。
※中古物件の場合、不動産会社が売主の場合には、仲介牛数料がかかりません。
※新築物件でも、仲介会社が入れば仲介手数料がかかります。