2020.11.05
リスクによって投資方法を分ける?
リスクとリターンによって投資を分ける?
リスクとリターンのバランスが、抜群にいいのが不動産投資
不動産投資は、他の投資と比べても抜群にリスクとリターンのバランスがいい投資の代表例として、株やFXがあります。そのほか、お金を増やす手段としては銀行預金などの定期預金もあります。これらをリスクと、それによって得られる利益(リターン)に分けると次のようになります。
ローリスク・ローリターンの投資とは?
元本が減らないので、リスクはないけれど収入もほとんどない、安全なものです。預貯金や定額預金、国債などがこれに該当します。銀行に定期預金をしておけば、金利が8%もつくという時代がありました。
しかし現在では、金利がほどんどつかない状況がすでに何十年と続いています。今後も金利が上昇する可能性は比較的低いです。
ハイリスク・ハイリターンの投資とは?
リスクが高く、投資した資金が返ってこない可能性もあるが、うまくいったら大きな利益となる、皆さんがイメージしている一般的な『投資』のイメージに近い商品です。FXや先物取引、株式投資がこれにあてはまります。
この中で、最もリスクが高くリターンが大きいのが外国の通貨を売買して利益を出すFXです。FXはレバレッジを掛けることができるので、少ない資金を元本にしてその何倍もの金額(最高25倍)の投資をすることができます。一瞬で大きな儲けを出せる可能性はありますが、元本の金額に到達すると強制ロスカットされます。元本以上にマイナスになる心配はほとんどありませんが、元手の数十万、数百万円が短期間で消えることもあります。
FXをはじめとしたハイリスク・ハイリターン の投資商品は、うまくいけば大きく儲かります。
ミドルリスク・ミドルリターンの投資とは?
リスクは中程度で、元本は保証されませんが、投資した資金が一瞬で消えるようなことがなく、投資がうまくいった場合にはある程度の利益となる投資商品のことです。不動産投資、上場REIT、金投資などがこれにあたります。
不動産投資のリスクには、
①物件の減失・毀損
②物件選びの失敗による空室・賃料の下落
③賃借人選びの失敗による賃料の未払い
の3つがあります。これらのリスクは回避する方法さえ知っていれば、低下させることもできるリスクです。これがミドルリスクといわれる由来です。